読書記録
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のぼうの城
著:和田 竜
第139回直木賞ノミネート作品
オノナツメ氏のイラストに前々から気になってたのを図書館で借りてきました
予想以上にオモシロかった
高校生のときに池波正太郎氏にハマッて以来、久々に時代物読みました
戦国の時代を生きる人々が魅力的
時代物初心者にもおススメできます
もし、映像化するなら作中にでてくる若き家老・酒巻 靱負を・・・
ぜひ!ぜひ!!ぜひ!!
本郷奏多くんに演じて欲しい~~ぐふふ
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仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)
著:東野 圭吾
久々にオーソドックスな感じのミステリーを読んだ気がする
ハッキリ言って、ものすごいベタベタ
かなり前半で、ある程度オチが読めてしまう
でも、それなりに楽しめるのはやはり東野氏の作品だからでしょうか
・・・そういえば、初期の作品はあんまり読んだことがないなぁ
ミステリーは登場人物固定のシリーズ物が好きなので、単発作品にはなかなか食指が動かないんですよね

ララピポ (幻冬舎文庫 お 13-2)
著:奥田 英朗
ダメダメでも一生懸命、生きている
底辺の人間がいるから、頂上の人間もいるわけで
ダメな奴らが交差する連作短編集
奥田氏の作品やっぱり好きです
比較的最近ハマッた作家ですが・・・ジャンルが幅広なのがスゴイ
シリアスもユーモアも安定して読める
映画化、楽しみです
一体どんな風になってしまうのか・・・笑
中島哲也監督だけに、期待も大★
公式サイト:http://www.lalapipo-movie.com/
どうか地方でも上映されますように・・・!

寡黙な死骸 みだらな弔い (中公文庫)
著:小川 洋子
タイトルからもわかる通り、「死」と「儀式」の短編連作
短い話が次々と連続し、最後にぐるりと一周
雨の日に、一人で静かに読むと、作品の世界から帰ってこれなくなるかも・・・

世界でいちばん幸せな屋上 Bolero―ミルリトン探偵局シリーズ〈2〉 (ちくま文庫)
著:吉田 音
前作【夜に猫が身をひそめるところ】よりもSide:AとSide:Bの繋がりが濃く(わかりやすく)なっている
描かれる情景が次々と目の前にあらわれる
写真の力によるところも大きいとは思うけど・・・
ものすごく、お菓子を作りたくなって、写真を撮りに行きたくなる一冊

夜に猫が身をひそめるところ Think―ミルリトン探偵局シリーズ〈1〉 (ちくま文庫)
著:吉田 音
自分も写真を撮るのが好きなので、
一冊で二度おいしく楽しめた
正解のないミステリー
ぜひ、小学生くらいの女の子に読んで欲しいですね

桜さがし (集英社文庫)
著:柴田 よしき
青春時代を経て、大人になった4人が様々な事件や、新たな出会い、失恋を通して、新たな道に進んでいく
なんともベタ~な感じだけど、そのベタベタ具合が安心して楽しめた一因かな
連作短編で視点が切り替わりつつ時間経過していくので、ダラけることなく一気に読めた
![]() 虚無への供物〈上〉 (講談社文庫) 著:中井 英夫 |
![]() 虚無への供物〈下〉 (講談社文庫) 著:中井 英夫 |
『アンチ・ミステリ』の定義をググッてみましたが・・・
なんとも曖昧な感じなんですね
普通にミステリーとして楽しめました
まぁ、なにもかもが「バシッ!」と決まったわけじゃないので、ちょっとモヤモヤした気持ちも抱えますが
なんにせよ登場人物がすごく生き生きしてるのがすごく良かった
文章を読んでいるだけで、明確なビジュアルとして私の脳内に現れてどんどん話を進めてくれる
すごく映画っぽい作品だと思います
めっちゃ古い作品なのに、古臭さを感じさせない
またまた追いかけたい作家が増えてしまった・・・