読書記録
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武士道セブンティーン
著:誉田 哲也
これも図書館でタイトルに魅かれて借りてきたもの
借りてから【武士道シックスティーン】という作品の続編であることを知り、若干のショックを受けましたが・・・
これ単独で十分楽しめました
2人の剣道少女が交代で語り、話は進んでいく
どっちも魅力的で可愛くて、剣道に対して一生懸命で
前作が図書館にないようなので、後々リクエストするつもりです
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カウントダウンノベルズ
著:豊島 ミホ
音楽の世界で生きる人々の物語
微妙に「この人はアノ芸能人・・・?」なんて思わせる短編連作
『芸能人も普通の人と変わらない』という設定の元書かれているんだろうな、とは思うのですが・・・
豊島作品の魅力は「普通の場所の普通の人々」を描くことにあるんじゃないかと
いや、それなりにおもしろかったんですけどね
何はともあれ、もう少し追いかけていきます

腕貫探偵、残業中
著:西澤 保彦
葬儀屋のような格好をした市役所の市民サーヴィス課出張所の男
彼が安楽椅子探偵のように、様々な事件に答えを導き出す
図書館でタイトルに魅かれて手に取りましたが、大正解
初読み作家ですが、ライトな文体で一気に読了
前作【腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿】もぜひぜひ読みたいです

神田川デイズ
著:豊島 ミホ
気がつけば自分が大学生をやっていたのは5年以上前
「勉強しなくてよさそう」ということで美術系っぽいとこに入って、
当初の思惑通りほとんど勉強することもなく、ものすごいバイト三昧な毎日を送っていました
ものすごく大きな出来事もなかったけれど、それなりに充実していた毎日
「大人になる前の夏休み」みたいな日々
大学の雰囲気とか、友達のこととか・・・当時の空気を思い出しながら、読了

青空チェリー (新潮文庫)
著:豊島 ミホ
豊島氏の最初の作品
荒削りな文章というカンジですが・・・それはそれで楽しく読めた
表題作の「青空チェリー」は『R-18 文学賞』の受賞作品ですが、「どこがR-18なのか?」というのが正直な感想
まぁ、エロければ受賞ということではないでしょうが
少コミ系やBLを小学生が読んでいる現状を考えれば、いやはやなんとも・・・

初恋 (新潮文庫 な 65-1)
著:中原 みすず
今もなお謎に包まれた1968年に発生した『3億円事件』
「犯人は自分(かもしれない)」という一人の女性が、淡々と事実を述べていく
作者(=物語の主人公)のプロフィールもあえて「不詳」と演出されている
犯行計画から実行までは一気に読めておもしろかったし、淡々と書かれる文章がキライじゃないだけに、
後半の内容がなんかダラリとしていたのがちょっと残念
この作品は宮崎あおいちゃんの主演で映画化されているので、映画館に行って観るつもりだったんですが、タイミングが合わず、結局行けなかった
TSUTAYAで借りようと思っているんですが、なんでかいつもレンタル中で・・・

永遠の森 博物館惑星 (ハヤカワ文庫JA)
著:菅 浩江
一言で表すなら・・・「おっとりSF」
古代から未来まで、人々が求め続ける「美」を扱う博物館惑星
学芸員・の悩める日々が淡々と描かれている
短編連作だし、テイストも決してキライじゃないですが、読むのに時間かかりました
ここ最近、体調がよくないこともあったのですが、一番の理由は・・・
登場人物の8割がカタカナだから。笑
自分の学芸員の資格を持っているので、
いつか機会があれば博物館や美術館で働いてみたいものです

阪急電車
著:有川 浩
今話題の作家・有川浩氏を初読み
勤め先の会長や、図書館のオバサンがイチオシするだけのことはありました
好みの連作短編集ということもあり、サラッと一気に読了
適度な関西弁もいいんだろうなぁ
しかし、噂には聞いてましたが、若いカップルの甘々&メロメロ具合には体がムズ痒く・・・笑
かなりの量の少女漫画を読んできて、結構耐性はあると自負してましたが・・・
まだまだ修行が足りなかったようです・・・
【図書館戦争シリーズ】も図書館利用で読んでいく予定です