読書記録
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聖女の救済
著:東野 圭吾
「救済」とは・・・
1.苦しむ人を救い助けること。「難民を―する」
2.神や仏の側からさしのべられる救い。キリスト教では、人間を罪や悪から解放し、真実の幸福を与えること。救い。
(YAHOO!辞書 大辞泉より抜粋)
「結婚は子供をつくるため。一年以内に子供ができないなら結婚生活はおしまい」
声高に宣言していた男が殺される
殺したのは愛人?妻?それとも・・・?
なんとも登場人物たちに感情移入しにくい物語
それぞれが自分勝手で、己の思いを貫くために手段を選ばない様は、一種ファンタジーなのかも
う~ん・・・
やっぱりガリレオシリーズは短編のほうが好きです
途中、実在の人物を絡めた東野氏の「お遊び」アリ
思わず(苦笑に近いカンジで)ニヤけちゃいました
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ガリレオの苦悩
著:東野 圭吾
ガリレオシリーズ最新作の短編集
先日、三浦春馬くんが湯川先生の若かりし時代を演じた
ドラマ「ガリレオΦ」の原作も収録されてます(「落下る(おちる)」と「操縦る(あやつる)」)
個人的にガリレオシリーズは短編のほうが好きなので、
さくさく読んで楽しみました
あ、この本から女刑事・内海薫が登場
ドラマよりも硬派な感じで好印象
余談ですが、この本は「聖女の救済」とともに図書館で借りてます
それも!なんと!!一番乗りで!!!
ぐふふ
田舎の特権★

白馬山荘殺人事件 (光文社文庫)
著:東野 圭吾
自殺で処理された兄の死に疑問を抱いた妹
親友と共に事件の真相を探るため、現場となった山荘に乗り込む
雪山の山荘とか暗号とか・・・!
ミステリーのベタなカンジを詰め込みまくったようなストーリー
もちろん犯人もベタ~な人物でした
熱出して、ボーッとしてるときに読んだので、
暗号読解の細かい部分はほぼ読み飛ばし・・・笑

ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)
著:東野 圭吾
演劇オーディションに合格した若者たちは、脚本家の指示により
「山荘に閉じ込められ、そこで殺人事件がおきる」設定で演技をすることになる
しかし、演技だったはずなのに、いつしか事態は本物の殺人事件へ・・・?
そこに隠された真相とは?
ただのベタなミステリーにしないのが東野作品の魅力
これ、そのまま舞台の脚本とかにしたら面白そう
しかも、三谷幸喜氏が脚本&演出を手がけちゃう・・・!
妄想は広がります

容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
著:東野 圭吾
第134回直木賞 受賞作品
ある数学教師が隣に住む美しい女性を助けるために、計算され尽くした隠蔽工作を実行する
果たしてそれぞれの行く末は・・・?
【献身】とは「他人やある物事のために、わが身を犠牲にして尽くすこと。」(YAHOO!辞書 大辞泉より抜粋)
自分を犠牲にして成り立つ現実
そこにあるのは「愛」?「正義感」?それとも「陶酔」?
ドラマを見てしまっている上に、映画のキャスティングも知識としてあるので、いかんせん気が散りつつ読了
伏線的な描写がとてもわかりやすいので、トリック自体に特に驚きはない
あくまでも、犯罪を通して交錯する人間の心情を追いかける物語
湯川先生も草薙刑事も完全に脇役です
なので、探偵モノが好きな私は、前2作の短編のほうが好みでした
とまぁ、なんだかんだ言いつつも、映画は観にいきます
堤真一さんの演技を見るために・・・!

十字屋敷のピエロ (講談社文庫)
著:東野 圭吾
十字屋敷で起きた「自殺」と「殺人」
いわくつきのピエロが「目撃」した事件の真相とは?
なんというか・・・ミステリーの教科書みたいな作品
特に意外性のない「やっぱりね!」の犯人、ある程度読める最後の落とし方・・・
犯人の動機とかキャラクターがイマイチ弱いけど、教科書的な作品としては充分楽しめる
初期の作品ということもあって、ものすごくライトに読了

仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)
著:東野 圭吾
久々にオーソドックスな感じのミステリーを読んだ気がする
ハッキリ言って、ものすごいベタベタ
かなり前半で、ある程度オチが読めてしまう
でも、それなりに楽しめるのはやはり東野氏の作品だからでしょうか
・・・そういえば、初期の作品はあんまり読んだことがないなぁ
ミステリーは登場人物固定のシリーズ物が好きなので、単発作品にはなかなか食指が動かないんですよね