読書記録
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カウントダウンノベルズ
著:豊島 ミホ
音楽の世界で生きる人々の物語
微妙に「この人はアノ芸能人・・・?」なんて思わせる短編連作
『芸能人も普通の人と変わらない』という設定の元書かれているんだろうな、とは思うのですが・・・
豊島作品の魅力は「普通の場所の普通の人々」を描くことにあるんじゃないかと
いや、それなりにおもしろかったんですけどね
何はともあれ、もう少し追いかけていきます
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神田川デイズ
著:豊島 ミホ
気がつけば自分が大学生をやっていたのは5年以上前
「勉強しなくてよさそう」ということで美術系っぽいとこに入って、
当初の思惑通りほとんど勉強することもなく、ものすごいバイト三昧な毎日を送っていました
ものすごく大きな出来事もなかったけれど、それなりに充実していた毎日
「大人になる前の夏休み」みたいな日々
大学の雰囲気とか、友達のこととか・・・当時の空気を思い出しながら、読了

青空チェリー (新潮文庫)
著:豊島 ミホ
豊島氏の最初の作品
荒削りな文章というカンジですが・・・それはそれで楽しく読めた
表題作の「青空チェリー」は『R-18 文学賞』の受賞作品ですが、「どこがR-18なのか?」というのが正直な感想
まぁ、エロければ受賞ということではないでしょうが
少コミ系やBLを小学生が読んでいる現状を考えれば、いやはやなんとも・・・

底辺女子高生 (幻冬舎文庫)
著:豊島 ミホ
エッセイを読んで、初めてちょっと泣いてしまった
自分の卒業式では一滴たりとも涙を流したことなどないのに、人の卒業式の話で泣くことになるとは・・・
今、この文章を書きながら冷静に考えると、ちょっと笑える
豊島氏は自分と同じ年で、同じ時代を高校生として過ごしてる
だから余計に感情移入してしまうのかもしれない

檸檬のころ (幻冬舎文庫 と 8-2)
著:豊島 ミホ
読み終わっての感想は・・・
「あぁ、私は臆病になったなぁ」というもの
駅からの帰り道、自転車をこぎながら高校生の自分を思い出す
今より素直で怖いもの知らずだったあの頃
「普通」だから生まれる喜びや切なさ
個人的には、『ルパンとレモン』、『ラブソング』の2編が良かった
胸がキリキリするほどの切なさ
最近感じてないなぁ・・・