読書記録
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モダンタイムス (Morning NOVELS)
著:伊坂 幸太郎
『検索から、監視が始まる』
この物語はすでにどこかで起きてることなのかもしれない
非現実的な気がするのに、ものすごく現実的
「誰がどの情報にアクセスしてるか」っていうのは簡単にわかること
Googleのアクセス解析とか、フリーなのにめちゃめちゃ高機能だし
インターネットは身近で便利で
もう、なくなったときのことは考えられない
特に最近はPCよりケータイを使ってネットする人が多いみたいだし
私たちが考えないといけないのは、
ネットに溢れる情報が人を殺せる凶器になり得る、ということ
マンガ雑誌に週刊連載されていたものということで
伊坂作品にある伏線・伏線・伏線の波状攻撃は薄め
登場人物たちの会話は相変わらず面白いですが。
個人的には【ゴールデンスランバー】より楽しめた
自分がWEB関連の仕事をしているだけに、余計興味深く読めたし
一応【魔王】の50年後の設定で書かれているので、
先に押さえておくのをオススメします
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魔王 (講談社文庫 い 111-2)
著:伊坂 幸太郎
アメリカで黒人の大統領が誕生した日に読了
実は以前図書館で借りた際には読めなくて、やむなく返却した本
先日借りた【モダンタイムス】のために、本屋で急いで買ってきました
今思えば、この日に読み終えるために読まなかったのか・・・?
伊坂作品の魅力は登場人物の会話ですね
軽妙なやりとりにセンスを感じる
この作品は「過程」の話だと思う
物語の結末は・・・どうなるのだろう
何はともあれ、選挙は行かんといかんです
権利を使わない=未来を放棄してることになるんじゃないでしょうか・・・

ゴールデンスランバー
著:伊坂 幸太郎
2008年本屋大賞受賞作品
個人的に久々の伊坂作品
で、かなり楽しみにしてました
楽しみにしてた・・・んですが・・・
正直(あくまでも私には)、ピンとこなかった
「え、これが伊坂作品?」というカンジ
あんまりマイナスなことは書きたくないんですが、この作品を「現在の集大成」と言うのは、どうだろう
伊坂氏はもっとオモシロイ作品、いっぱい書いてるよ?と思ってしまう
う~むぅ・・・期待が大きすぎたのかも