読書記録
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火村英生に捧げる犯罪
著:有栖川 有栖
火村&アリスの短編集
各話の長さはマチマチ
表題作「火村英生に捧げる犯罪」はタイトルのわりに内容が突出してなくてズッコケ
いや、火村先生がステキだからいいんですが
個人的には
「鸚鵡返し」「あるいは四風荘殺人事件」が好み
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妃は船を沈める
著:有栖川有栖
「妃」と呼ばれる女を軸にした中篇2編
作中のキーアイテムとして出てくる『猿の手』
願いことを3つ叶えてくれる代わりに、失うものも3つ
展開的にはベタ~なカンジですが、
静かな「妃」VS火村先生を楽しむ作品・・・でしょうか
色んな男たちの人生を狂わせる「妃」はいわゆる『魔性の女』なんでしょうかね

乱鴉の島
著:有栖川 有栖
火村&アリスの長編作
いわゆる「孤島モノ」
バカンスに訪れたはずの二人は手違いから上陸する島を間違える
たどり着いたのは烏が飛び交う絶海の孤島
そこで起きる殺人事件の真相とは・・・?
謎解き的な要素はものすご~く少ない
ミステリーを読むときに犯人を当てることに重きを置いてないので別に問題はないですが、それでもやっぱり物足りないカンジはあり
何より事件が起きるまでの前置き長いし・・・
火村先生のシリーズは短編の方が好きだなぁ

女王国の城 (創元クライム・クラブ)
著:有栖川 有栖
学生アリスシリーズ第4弾
新興宗教が作り上げた「街」と「城」を舞台に、殺人事件が起きる
過去と現在をつなぐのは・・・?事件の裏にある、もう1つの真相とは?
厚さ3cmかつ、二段組のハードカバーを通勤電車で読むために持ち歩く
ショルダーバッグ愛用なので、肩コリが悪化・・・笑
有栖川作品は「本格派ミステリー」と言われているけど、
面白いポイントはキャラクターがそれぞれに魅力的だからだと思う
今回は織田&望月コンビがものすごい活躍
なんだか派手に立ち回ったりしてますから・・・!
ちなみに個人的に一番好きなのは作家シリーズの火村先生
たとえ「ベタやね~」と言われようとも、いいんです
考えてみれば有栖川作品を初めて読んだのは10年以上前
「ロシア紅茶の謎」(文庫版)
それからずっと好きな作家の一人
・・・時が経つのは早いなぁ